ここんとこずっとdeepseaはライブがないのです。
4月にまたバンドでタイツアーに行くために何やらもぞもぞ画策中ではあるが
なかなか事態は進まず。
タイの時間感覚に若干ヨロメキながら吉報を待っているわけです。
で、バンドは何してるかってーと新曲作り。
ライブがない月間こそこうった地味な曲作りに精を出すのがバンドってもんですよ。ねぇ。
Logicもあるし、AKAIのシンセも買ったのでもうやる気充分。
よしっ、今月は他のメンバーに負けないように3曲は作るぞって意気込んで、
暇な時間を見つけてはひたすら読書する。
12月から読書波が到来中ですぐ去るのかなーって思ってたら
まだ我が家に滞在中でして。。ま、こういう波は逃しちゃいけないので、
日々の生活から音楽はシャットアウト気味。だって読書中は集中したいのだ。

ここ最近読んだ中で良かったのは高野秀行「世にも奇妙なマラソン大会」。
マラソンの話しも西サハラの政治背景が分かりやすくて面白かったが、
特に良かったのはB面(?)収録の「ブルガリアの岩と薔薇」。
女性っていいなー、と思ったのと自分のことを見ているようで目が覚めるようだった。
この作家はどの本も面白いんだけど、「怪魚ウモッカ格闘記」で火がついた。(西くんチャートに)
というのもこの本の中で彼はインドのプリーって街を目指すわけだけど、
その街は偶然にも20代前半にオレも行ったことのある街でした。
オレは旅行中にペテン師みたいなのばっかいる都市部から逃げ出したくなって、
郊外に行きたいな〜って偶然乗った「Puri Express」って列車の最終駅がそこでした。
当然、「怪魚」のことはその当時知らんので、海辺でキッズ達とひたすらサッカーして
駆け回ってたんだけどね。
そんな本に偶然出会ってから高野さんのファンになったんだなあ。良いめぐり合わせだなと。
というわけで今週も柏リハで曲作ってきます。